都心での「すまい」の選び方

都心の住まいの選び方

①最寄り駅からの距離

②周辺環境

③日当たり

自宅で過ごす時間が短く、寝に帰るだけの場合は③は無視していいですが、自宅にいる時間が長い場合には③はかなり重要です。日当たりが悪いと、つい外出をしてしまいがち。そうすると余分なお金を散財してしまう可能性が高くなります。ここではやや家賃が高くても日当たりのいい住まいを選びましょう。

駅からの距離

①駅からの距離は、家賃にストレートに反映されています。近いほど家賃は高くなります。足腰が健康なら徒歩15分でも20分でも、天気のいい日はそれほど苦にならないでしょうけれど、雨の日(や雪の日)には、距離が長いとけっこうこたえるものです。ところで最近は駅10分以内が人気です。不動産サイトの検索画面では徒歩10分以内、15分以内、と区切られているので、多くの人が徒歩10分以内で検索するようです。徒歩1分は80メートルと定められているので、880メートルなら徒歩11分です。現実問題としては徒歩10分も11分も、体感的にはそれほど変わりません。(むしろその道がどんな道か、歩いて楽しい道なのかそうでないのかが重要)そこで、徒歩15分以内で検索をかけて、なるべく徒歩12分以内(1キロ以内)で捜しましょう。あるいはもっと遠くに家を借りて、自転車で駅まで通うという手がありますが、その場合は雨の日対策を考えておくべきです。雨の日は歩くと、朝早起きをしなければならないので、ゴアテックスの上下にレインブーツなどの完全武装で自転車通勤を試みたほうが無難です。その際、着替えはどこでするのか、駅の構内に場所はあるかなど、しっかり確認しておくことをお勧めします。

周辺環境

②周辺環境の良し悪しは、感じ方にかなり個人差があります。物件の周辺をじっくり歩いてみて、気に入るか気に入らないかで決めるのが良いでしょう。いちばん大切なのは通勤で使う駅までの道です。最短距離があなたにとってお気に入りの道とは限りません。少し遠回りでも緑の多い道を歩くとか、公園を横切るとか、いろんなバリエーションがあると思います。また、信号待ちの長い幹線道路を横切らなければならないのは、けっこうなストレスになります。できれば避けたほうが良いと思います。
周辺環境で次に大事なのは、必要な施設がどのくらい近くにあるかです。これは個人差が大きいのですが、まず考えられるのが日常の食料品を調達するスーパーマーケット。それと生活時間が不規則な人にはコンビニエンスストア。このほか家に風呂がない場合は銭湯。スポーツクラブ(会員になれば銭湯の代わりにも使える)。図書館。広い公園。レンタカーの店。市区役所(の支所)。ホームセンター。子どもがいるなら幼稚園、保育園、小学校、中学校も重要です。利用頻度の高いこうした施設はどこに何があるか調べておきましょう。私の経験からは、イオン系の小規模スーパーの「まいばすけっと」(コンビニより格段に安い)、お気に入りのスポーツクラブ、図書館は、近くにあるととても便利です。ちょっと前まではレンタルのツタヤやGEOが近くにあると便利でしたが、いまはどうでしょうか。数もずいぶん減っているようです。

築年数にこだわらないと掘り出し物に出会える

①②③と列挙したのでお気づきと思いますが、犠牲にするべきは「築年数」です。築年数は古いほど家賃が安くなります。新築は人気がありますが家賃がかなり高いです。それに新しい家(マンション)は、数年たつと見違えるほど古ぼけて見えることがあります。そのうえ化学物質過敏症の人には新築物件は危険ですらあります。また、最近は欠陥住宅のこともよく話題になります。新しいから安心ということはありません。むしろ逆で古さゆえの安心感もあるものです。そこは考え方ですが、風雪に耐えてきた築年数の古い家(マンション)のほうが割安でお得なのではないでしょうか。内装は最近は簡単にリフォームができるので、建物は築年数が古くても、部屋の中は新築そっくりのような物件も多くあります。初めから築年数にこだわるということはせず、自分の目で見て回ると、意外に築年数の古い物件でも「なんか、ここがいいな」という気づきがあるかもしれません。

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