クルマをめぐる選択


クルマをめぐる選択肢(クルマを手放して都心に住むという選択もある)

クルマ好きの方、自分のクルマに愛着があってしばらく買い替える予定のない方は、読まないでください。

クルマの維持にはお金がかかる

近隣の駐車場の月極め料金から考えてみましょう。
自宅近くで、1か月、10000円以下の場合。おそらく、生活に車が不可欠です。
もしもあなたが公共交通機関で通勤していて転職を希望しているなら、車で通える(または歩いて通える)職場を迷わず勧めます。
自宅近くで1か月に、20000円以上の場合。
もし、通勤にクルマを使っているか、事業用でクルマの維持費が経費で落とせるなら、クルマを持っている意味があります。
でもそうでない場合は、クルマを所有するのに一体いくらかかっているのか、よく検討する必要があります。釣りやゴルフ、山登りなどが趣味で、よほどクルマの使用頻度が高い場合でないなら、クルマを手放すのが賢明な選択です。
駐車場代に1か月2万円支払うということは、年間24万円を駐車場に支払っていることになります。
レンタカーなら、大衆車クラスで1日5000円として、48日乗ることができます。格安レンタカーなら1日2500円(保険料別)なので、約100日分です。
いま、あなたがクルマをお持ちなら、週2日くらい使っているかもしれません。でも、その中には「クルマを置いておくだけならもったいないから」という理由で車を動かしているケースもあるのではないでしょうか。車を手放せば、使用頻度は格段に減ります。なぜならあなたの住まいの近くではすでに公共交通機関が充実していて、日常生活にクルマがなくても全く不自由がないからです。たまに遠出をするときにも、鉄道や高速バスを使って、旅先でレンタカーを借りたほうが、高速道路の帰りの渋滞にもつかまらず格段に便利です。たとえば日光にドライブに行く場合。かりに東京を起点に考えると、高速料金が首都高+東北道+日光宇都宮有料道路あわせて、片道4810円です。これに対して旅先でレンタカーを借りる場合、上野東京ライン直通で宇都宮までJRで1944円(スイカを使用)。宇都宮でレンタカーを借りれば、有料道路は日光宇都宮道路の460円だけです。帰りは東北道の渋滞に巻き込まれる心配もなく、宇都宮の駅前で餃子をつまみにビールを飲むこともできます。

クルマの維持にかかるのは、もちろん駐車場代だけではありません。税金や保険料、車検代、その他タイヤやオイルなどのメンテナンス費用もかかります。車両の本体価格はタダ同然の中古車から1000万円を超える高級車まで大きな幅がありますが、大衆車クラスだと、車両本体価格も含めて(駐車場代も含め)年間60万円以上かかる計算になるのではないでしょうか。(ぜひご自分のクルマで計算してみてください)
仮に年間60万円とすると1か月5万円です。

住みかえるタイミングで手放すという手もある

クルマを買い替えるタイミングで、家の住み替えを検討してみては

あなたがいま、借家に住んでいるなら、クルマを買い替えるタイミングで家の住み替えを検討してみればどうでしょう。通勤にクルマが不要なら、思い切ってクルマを手放せば、都心近くに住みかえることも可能です。車の維持費が年間60万円なら、手放せば家賃にあと5万円多く出しても、収支が合います。(もちろん差額を3万円に抑えれば2万円が残ります)たとえばいま、田園都市線の中央林間に月5万円の家賃でワンルームマンションを借りているなら、クルマを手放せば家賃10万円の部屋に入居できます。家賃相場は渋谷で8万9000円、恵比寿で8万5000円、目黒で8万7000円です。(suumo調べ)かりに渋谷に通勤していたなら、急行で39分だった通勤時間が一挙に短縮されるはずです。これであなたは1日1時間以上の自由な時間を得ることができるはずです。同様に西武池袋線ならひばりが丘で家賃相場が5万1000円。山手線の目白で7万円です。日常生活にクルマがいらない都会の生活は、あなたのライフスタイルや価値観を大きく変える可能性を秘めています。

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